PROJECT

霧島酒造
霧島ほろる/
霧島するる

日本を代表する酒造の新たな挑戦。

宮崎県の霧島酒造は、『黒霧島』や『赤霧島』など、お酒を飲む日本人なら誰でも知っている芋焼酎のブランドを多数展開。日本を代表する酒造のひとつであり、お酒造りに恵まれた自然豊かな土地で、100年以上酒造りを続けています。

霧島酒造では、2023年9月に『本格麦焼酎 霧島ほろる』と『本格米焼酎 霧島するる』を新発売。芋焼酎の製造・販売に注力してきた中、かねてから麦焼酎・米焼酎のさらなる美味しさを追求する研究・開発も進めていたことから生まれた商品です。ブラビスでは、霧島酒造の記念すべき新たな挑戦をサポートさせていただくことになり、ストラテジー&コンサルティングディビジョンがコンセプト・ネーミング開発を、クリエイティブチームがパッケージデザイン・ロゴ開発を担当。新商品のトータルブランディングを行いました。

まずは、霧島酒造のDNAや新商品に込める想いなどを深掘りし、複数のコンセプトを提案。焼酎造りはその地域の水や原料などが美味しさの肝になることから、”霧島の雄大な自然を感じる”というコンセプトを中核に据えることが決定し、その後ネーミング開発へと移りました。ネーミングでは、夕風を感じるようなほろっとした味わいを表現した「霧島ほろる」、清流を感じるようなするっとした味わいを表現した「霧島するる」というクライアントのアイデアが採用。自然感じる麦と米の余韻が表現されています。「ほろる」と「するる」という商品名のロゴは、味わいを感じさせるだけでなく、柔らかくて厚みがあり、優しさを感じるような書体に。さらに、それぞれの背景には、大麦と米を大きくあしらい、その上に夕風や清流をイメージした曲線を重ねることで、霧島の自然を表現しています。最終的には、霧島酒造が考えたデザイン要素も取り入れながら、コンセプトを情緒的に表現したパッケージデザインへと昇華。クライアントとブラビスがコラボレーションすることで、市場に新たな風を吹かせるような麦焼酎・米焼酎が誕生いたしました。

  • CLIENT
    霧島酒造
  • SERVICE
    シリーズブランドコンセプト
    シリーズブランドネーミング
    シリーズブランドロゴ
    デザインコンセプト
    パッケージデザイン
    COUNTRY
    日本